九都県市合同防災訓練
防災訓練実施結果概要

千葉県
日時
平成28年8月27日(土)9:00~12:30

場所
茂原市富士見公園(茂原市東郷地先)

規模
参加機関(団体) 101機関、 参加人員 約5,000名

訓練の目的
本訓練は、震災時における県、市、各防災機関との連携強化を図るため実践的な訓練を実施するとともに、住民参加体験型の避難所運営訓練により減災への備えや発災時の心得なども学習していただき、自助・共助・公助に基づく地域防災力の向上を図ることを目的とする。

想定地震
【実動訓練】
千葉県東方沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が午前8時に発生。茂原市では震度6強を記録するとともに建物の倒壊や道路の損壊が多数発生し、電気、ガス、水道等のライフライン機能も麻痺していることを想定。

【避難所運営訓練】
多数の家屋が倒壊したことから住民は避難所での生活を余儀なくされた。発災から1週間程度までの避難所運営を想定。

訓練項目
【実動訓練】各機関の連携強化と防災能力向上を目的とした訓練
1 オートバイ隊などによる情報収集や地元消防団による初動対応
2 道路の段差処理やがれき除去、放置車両の移動などの道路啓開
3 建物倒壊や崖崩れ発生現場、高層建物などからの救出救助
4 応急救護所の設置、トリアージや救急救命活動などの医療救護
5 ライフラインの応急復旧、緊急支援物資の搬送など生活支援

【避難所運営訓練】避難所運営を想定した住民参加体験型の訓練
1 支援物資の仕分け配布
2 避難所生活における工夫の学習(エコノミークラス症候群の予防や高齢者の楽な体の動かし方、新聞紙等を利用した必要品の製作など)
3 救急法の体験や感染症の予防などの学習
4 住民への防災啓発

訓練の特徴
1 「自助」「共助」「公助」を主眼とした訓練
防災関係機関だけでなく、ボランティア団体などとも緊密な連携・協力を図った実践的な訓練を実施。

2 熊本地震で課題となった問題意識を共有する訓練
物資配分体制の確保や長期化する避難生活への対応など、住民参加により防災意識を高めるための訓練を実施。


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