九都県市合同防災訓練
防災訓練実施結果概要

さいたま市
日時
平成28年9月1日(木)9:00 ~12:00 (体験訓練・展示コーナーは9:30~13:00まで)

場所
主会場:三菱マテリアル㈱隣接地(さいたま市大宮区北袋町1丁目) ほか

規模
参加機関(団体) 136機関、 参加人員 約13,500名

訓練の目的
大規模地震災害発生における迅速かつ円滑な災害応急対策の実施を目的として、市民、防災関係機関、事業所を主体とする総合的な訓練を実施する。併せて『つながり』をテーマとして防災意識、地域防災力の向上を図り、九都県市合同防災訓練の中央会場として九都県市及び政府と連携した訓練を実施する。

想定地震
さいたま市直下を震源とする大きな地震が発生した。地震の規模はマグニチュード7.3、震度6強を記録し、市内全域に被害が発生している。特に市中央部において建物の倒壊、道路や鉄道などの交通網が寸断し、多数の負傷者が発生している。また電気、ガス、水道、通信網等のライフラインにも甚大な被害が発生している。

訓練項目
1 主会場
(1)シェイクアウト訓練
(2)共助による初動対応初期消火訓練
(3)上空偵察・情報伝達訓練
(4)ヘリコプター離着陸帯の開設訓練
(5)地上偵察・情報伝達訓練
(6)道路交通対策訓練
(7)被害状況偵察訓練
(8)共助・公助による倒壊建物からの救出救護訓練
(9)災害救助犬活動訓練
(10)医療救護訓練・応急救護所設置訓練
(11)部隊投入訓練
(12)共助・公助による倒壊したデパートからの救出救護訓練
(13)救援物資緊急輸送訓練
(14)ヘリコプターによる負傷者搬送訓練
(15)ヘリコプターによる中層建築物からの救出訓練
(16)情報収集訓練
(17)ヘリコプターによる高層デパートからの救出訓練
(18)大規模火災消火訓練
(19)集結訓練
(20)防災フェア
(防災体験・防災展示・特殊車両展示・幼児向け展示・防災啓発ショー)

2 他会場
(1)さいたま市危機管理センター
本部員参集訓練・災害対策本部設置訓練・本部員会議運営訓練
(2)(新)さいたま赤十字病院・月のひろば
多数傷病者トリアージ・医療救護訓練
(3)与野体育館
救援物資緊急輸送訓練
(4)さいたまスーパーアリーナ
支援物資搬送訓練
(5)首都高速埼玉新都心線(本線上)
高速道路事故救出訓練
(6)さいたま新都心駅構内
列車事故救出訓練
(7)さいたま新都心合同庁舎1、2号館・大宮ソニックシティ・
パレスホテル大宮
帰宅困難者対策訓練
(8)(新)さいたま赤十字病院
災害拠点病院への石油供給訓練
(9)高沼遊歩道
震災体験ウォークスルー
(10)浦和西体育館
多数遺体収容施設設置運営訓練
(11)コクーン2「コクーンひろば」(屋外ステージ)
防災啓発ショー
(12)市内各学校、市内事業所
緊急地震速報を取り入れた対応行動訓練(シェイクアウト訓練)

訓練の特徴
1 地域住民の『つながり』を構築することを目的とした多世代の住民参加型訓練による防災意識の向上。
2 九都県市及び防災関係機関の実動部隊が集結、連携し要救助者の救出救護訓練、消火訓練及び医療救護訓練を実施した。
3 中心市街地での都市災害をイメージし、本市の地域特性を考慮した訓練を実施した。(列車事故救出訓練、高速道路事故救出訓練、災害拠点病院での医療救護訓練等)
4 さいたま市を被災地として想定した政府調査団による現地調査訓練や総理大臣等の現地視察の受け入れを実施することで、政府との連携体制を確認した。


      | 次へ[#]

↑このページトップへ

ホームへ戻る[9]
Copyright (c) 2004-2012 Kyutokenshi.All Rights Reserved.
携帯アクセス解析